この度の令和6年能登半島地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者とご家族並びに関係者の皆様に対し、心よりお見舞い申し上げます。
弊社では昨年、8月～9月の高温による未成熟果が多く発生してしまいました。果物を作る環境が厳しくなってきました。しかしそれに負けずお客様のご要望に応えるべく更なる規模拡大と、それに伴う業務増大に対する効率化を進め品質向上を目指した取り組みを行いました。
【規模拡大について】 荒廃地がかなり増えてきており公益財団法人長野県農業開発公社を通して農地貸借契約を進め、効率の良い【高密植栽培】を行ってきました。 【効率化】獣害予防電柵が設置不可能な場所にオートモアを導入。草刈の負担軽減に繋がり、ほぼ24時間稼働の為、音に敏感な害獣は近付かなくなった。また燃料費高騰により削減を目指し電動運搬車を導入。今年は高所作業を2人で行い円滑にする為にリフト式高所作業車を導入。
本年は、昨年の取り組みを継続しながら災害対策（台風・雹害・霜害・日焼け果軽減・シカ、イノシシ、熊による獣害）に重点を置き、皆様に美味しい果物をお届け出来るように日々精進していく所存です。
今後も変わらぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
皆さまのご健勝と益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
令和六年 正月
宮原果樹園株式会社 一同